2013年7月24日水曜日

母親のうつ病は子供に影響するのか?

母親がうつ病だと子供に影響がでてくるのでしょうか?

答えはイエスです。

ではその様な影響がでてくるのでしょう。

うつ病の母親を持つ5歳の子供の健康状態を観察した調査がsります。

それによると、うつ病のは青やを持つ5歳の子供に肥満が多いんだそうです。

それに加えて朝食を食べない子が多く、睡眠や屋外で遊ぶ時間は少ないという調査結果がでました。

これはなんとなくわかるような気がしますね。母親が無気力でベッドにこもりっきりになってしまうとお散歩に行ったりせず、家でゲームをしたりやテレビをみたりしてしまいがちです。

うつ病でなくても忙しかったりするとついついテレビに子守してもらっちゃう時って誰でも経験した事があるんじゃないでしょうか。

朝食を食べないっていうのもわかります。朝が苦手な子もいるし、大人でもそうだけど、そうなると食べるより寝る方を優先しちゃったり、朝食作るのが面倒だからついつい朝食抜きで学校に行っちゃったりしがちなものわかります。

お母さんが朝食作ってくれるならたべるけど、作ってまで食べたくないっていうのもわかります。

そして3食ちゃんと規則的に食べないと太りやすいんですよね。ダイエットをしてるときも3食しっかり食べたほうが効果的だし間食もしなくなりますよね。

お母さんがこもってしまうと食べるものもお菓子とかマックとか簡単に食べられるものをえらんでしまうし、うつ病の母親を持つ5歳の子供に肥満が多いっていうのは理解できますね。

でも、父親がいる家もあるわけで、母親がうつ病だからといって必ず子供に影響があるとは言い切れないですよね。

ニューヨークの低所得家庭の歳の子供の4人に1人はうつ病の母親をもつという調査結果もあります。でも、これも低所得とうつ病の関係はあるのは確かだろうけど、うつ病だから仕事に行けなくて低所得家庭になったのか、それとも低所得家庭だからうつ病になったのかははっきりしません。

何はともあれ、うつ病は子供や家庭に与える影響があるこいう事なので、より良い治療が行われるようになるよう、研究者にはがんばってもらいたいものです。

2013年7月14日日曜日

うつ病とにきび

CNNのhealth.comでにきびとうつ病に関連性があると報告されました。

思春期の頃は誰でもにきびの1つや2つぐらいはありますよね。

ノルウェー公衆衛生学会で18歳と19歳の若者4000人対象に行った調査結果によると、14%の人たちが「にきびがとてもひどい」または「にきびが多い」と回答しているそうです。その中の25%が過去に自殺を考えたことがあるといっています。

ちなみにこの年頃全体の自殺を考えたことがある率は11%だったそうです。

こうしてみてみると確かににきびのある人の方がうつ病になりやすい状況になるといえますね。

思春期心は外見をとても重視する年代だったりするから、にきびで気がまいってしまう事もあるというのも納得できます。

たかがにきび、されどにきび。

特にこの年代の子供を持つ親はにきびを軽視しないでしっかり病院で治療をさせてあげたり、こころのサポートをしっかりしていかなければいけないですね。

2013年7月11日木曜日

若者のうつ病と心臓病の関係

2011年11月発行のジェネラル 精神病ジャーナルによると、うつ病を持っていたり自殺未遂をしたことのある40歳以下の、特に女性の人に心臓病を起こす確立が高いと発表されました。

この研究では17歳から39歳の7641人を対象に調査しているので、人数的にも十分ある信頼できる研究だと思います。

研究結果でわかったことは、うつ病を持っていたり自殺未遂をしたことのある女性は、うつ病を持っていなくて自殺未遂の経験のない人に比べると3倍も心臓病になる率が高いということです。

3倍ってすごい多いですよね。

そしてその心臓病で亡くなる率はなんと14倍だったそうです。

男性はというと、心臓病になる率が2.4倍、それで亡くなる率が3~5倍だったそうです。

なんで女性がこんなに多いのかとても気になりますが、残念ながらこの研究ではその理由まではわかっていません。

うつ病がこんなに心臓病に悪いなんてあまり今まで言われてなかったですよね。心臓病の原因というと一般的に肥満、高血圧、アンバランスな食生活、運動不足、喫煙などが言われてますが、この研究結果を見るとそれらの原因よりうつ病が原因で心臓病になる率のほうがよっぽど高そうです。

日本では心臓病は3大疾患に入る病気です。うつ病は治療せずにほっとかれるケースがまだまだある病気ですがうつ病がもっと社会に受け入れられて理解が深まってきて、うつ病が効果的に治療出来るようになると、それに付随しておこる他の病気の数が一気に減りそうですね。治療費も少なくてすむので国の財政にも効果的なんじゃないでしょうか。

うつ病がどうして心臓病に関係するかはまだはっきりわかっていませんが、うつ病の人は心拍数の変化をしやすかったり、ストレスに関係するホルモンによってコレステロールの値が高まったり、感染を起こしやすくなったりするからかもしれないとこの研究では言っています。

もっともっと新しい研究で深いことがわかるようになるといいと思います。

うつ病の治療の大切さを感じさせてくれる研究結果でした。

2013年7月10日水曜日

マイケルジャクソンの娘パリスがうつ病の治療にユタ州へ行く

マイケルジャクソンの娘パリスが先月自殺未遂をしたのを覚えてますか?

パリスはマイケル ジャクソンが亡くなってからショックを受けてうつ病にかかってしまったんですよね。

パリスはその後ロスの病院で治療を受けていたそうですが、ナショナルレジャーによると、今度はアメリカ西部のユタ州にあるダイアモンド ランチ アカデミーで療養するということが決まったそうです。

本人は大丈夫だと言っているそうですが、主治医や家族が心配して監視の届くところにおいておきたいと希望してそう決定したそうです。

マイケル ジャクソンの死後、今でもまだ裁判が行われていて、正しい情報か間違っている情報かわからないけど、いろんな噂がツイッターやネット上で飛び交ってます。中には嫌な噂もあって、パリスがツイッターやネットにアクセスできない環境に置くのが一番と考えたそうです。

私もこの決断は間違っていないと思います。だって、命を絶とうとするまで苦しい状況に陥る程つらい気持ちになってしまったくらいだから、そんな数週間でパリスが言うように大丈夫になるわけがないと思う。

それに、施設にはいったら同じような気持ちを持ったことのある人にも出会えて、その中からなにか学ぶ事があったり、お互いに話をする事で共感したり、自分の気持ちに整理がついたりするかもしれない。

パリスは自分のツイッターに寂しいというコメントを残したって聞いたことがあるし。

パリスのことを好きな人はこの世界にたっくさんいるけど、心から信頼しあえる親友っていないのかなって思う。

ファンがたくさんいる有名な芸能人が「寂しい」って言ったのをテレビとかで何度も聞いたことがあるけど、あまり有名になりすぎるとガードしないといけないって事もあるし、親友ってつくりずらいのかなあと思う。

ただでさえ今の世の中あまり簡単には人を信用できない社会になってるしね。

パリスが施設で生活することによって心を打ち解けれられる友達ができたら、退院してからも連絡とれるし、パリスの「寂しさ」を少しは解消できるかもしれない。

パリスにはあせらずゆっくりと療養してもらいたいと思います。

2013年7月9日火曜日

脳の変化で子供のうつ病診断?

うつ病と診断された子供の脳の感情を司る場所に、うつ病ではない子供と違う変化があることがわかったそうです。

その感情を司る場所は小脳扁桃といわれる後頭部の下のあたりです。

専門家はこの違いが確認できることで、うつ病の早期発見が可能になるため、その子の将来を大きくかえる可能性があると期待しています。

今まであまり子供がうつ病になると思わなかった人も多いですが、その子供が大人になってからうつになって苦しむよりも、そんなにひどくならないうちに対処してあげられたらそんなにいいことはないですよね。

この研究では4歳から6歳の54人の子供達、その内の23人はうつ病と診断され、向精神薬を服用していないを子供達を対象にfMRIを使って調査したそうです。

そのfMRIの施行中に人間のあらゆる表情をみせて、脳の反応を観察したんだそうです。

そうすると、そのうつ病の子供たちはうつ病でない子供たちに比べて、どんな表情に対しても感情を司る小脳扁桃の部分に著名に反応を示したという結果がでました。

笑った顔や起こった顔、泣いた顔や寂しそうな顔、すべてに対して反応が大きかったそうです。

それは私の独断的な考えですが、この報告を聞くと、うつ病になる器質の人は感情が人によって激しく刺激されて、その刺激が精神的に疲労となってうつ病に陥ってしまうのかなあと思えてしまいます。

もし幼い頃からうつ病がわかっていればそれなりの育て方も出来るだろうし、学校でもサポートしてくれると思うから、これからもどんどんこういう研究を進めて、うつ病で苦しむ人が一人でも少ない社会になっていけばいいですね。


2013年7月8日月曜日

うつ病の経頭蓋磁気刺激療法(TMS)の有効性と病院

ヨーロッパのロイヤル精神科カレッジのインターナショナル カンファレンス2013でうつ病の経頭蓋磁気刺激療法(TMS)の有効性が発表されました。


その研究結果によると、うつ病を繰り返していた人の60%がTMSを行うことで完全にうつ病の症状が改善したというのです。


同じような結果がアメリカやカナダでも発表されているので信憑性は高いように感じますね。


ヨーロッパの研究では治療が終わる頃には10人に6人の患者が不安症やうつ症状が改善したそうです。残りの中の1人はその症状に50%改善がみられたそうです。


TMSは痛みを伴わない治療なので従来のETCに比べたら治療を開始するのに抵抗なく入れるでしょう。


TMSは磁気を頭蓋に通し治療すます。ちょうど気分をコントロールする脳の部分に当たるようにするんだそうです。


治療を受けた人は、「30年前の自分に戻れた」とか、「考えかたとかものの見方が変わってポジティブになった」ととても喜んでいます。

日本で今このTMSが出来るのは私が調べたところ8箇所の病院でできるようです。


  • 東京慈恵医科大学病院本院
  • 東京慈恵医科大学付属第三病院
  • 医療法人(財団)共済会清水病院
  • 社会医療法人財団慈泉会相澤病院
  • 医療法人財団健貢会総合東京病院
  • 医療法人社団朋和会西広島リハビリテーション病院
  • 医療法人光心会 諏訪の杜病院
  • 医療法人寿人会 木村病院

興味のある人は主治医に相談してみるといいかもしれないですね。

2013年7月3日水曜日

アドセンス申請中

今このブログはアドセンスの申請中です。

一週間前に一時審査に通過しましたが、

それから何の音沙汰もありません。

多分インプレッションが少なくて審査が開始されないんだろうと思います。

通るひとは数日で通るみたいですね。

かなり凹んできてます。

精神的によくないですが、

不採用の報告が来るまで待っておくことにします。

2013年7月2日火曜日

ストレスは白髪の原因?

よくストレスが多いと白髪ができるといいますよね。本当でしょうか?

答えは、うそです。ストレスでは白髪になりません。

髪の色は髪の根元にありメラノサイトというところで決まります。メラノサイトの細胞は年をとるとともに死んでしまうので数がだんだん少なくなっていきます。それによって髪に色素がつかず白髪となって現れるんです。

でも、なぜ同じ時期に急に沢山の髪が白髪になるのかはまだわかっていませんが、ある研究によると、それがストレスによるものであるということはなさそうです。

生活習慣というよりも、どちらかといえば生まれつき持って生まれた遺伝の影響のほうがつよいそうです。


2013年7月1日月曜日

精神安定剤の効果予測計算機

精神安定剤の効果がその薬を使い前にその効果が現れる確率とかがわかればいいんだけど、実際はそれがわからない。個人差がかなりあるからだ。

それがわかれば一人ひとりの治療計画にも有効なはず。

マサチューセッツ病院のロイ ぺリス医師はその計算機を作る為に研究を行い、その結果を精神生理学のジャーナルで発表しました。

その研究では患者の反応パターンを見つけて、その薬が利く確率がどれ位あるか調査しました。

今のところはまだバイオマーカーなどのさらに確実なマーカーはないものの、今後はきっとバイオマーカーが発見されるだろうと高い期待を持っています。

今のところは使ってみて反応をみるというトライアルエラーの方法がとられているけれど、このような研究がそんどん行われて効く効果の高い薬をチョイスできるようになるといいですね。