うつ病と診断された子供の脳の感情を司る場所に、うつ病ではない子供と違う変化があることがわかったそうです。
その感情を司る場所は小脳扁桃といわれる後頭部の下のあたりです。
専門家はこの違いが確認できることで、うつ病の早期発見が可能になるため、その子の将来を大きくかえる可能性があると期待しています。
今まであまり子供がうつ病になると思わなかった人も多いですが、その子供が大人になってからうつになって苦しむよりも、そんなにひどくならないうちに対処してあげられたらそんなにいいことはないですよね。
この研究では4歳から6歳の54人の子供達、その内の23人はうつ病と診断され、向精神薬を服用していないを子供達を対象にfMRIを使って調査したそうです。
そのfMRIの施行中に人間のあらゆる表情をみせて、脳の反応を観察したんだそうです。
そうすると、そのうつ病の子供たちはうつ病でない子供たちに比べて、どんな表情に対しても感情を司る小脳扁桃の部分に著名に反応を示したという結果がでました。
笑った顔や起こった顔、泣いた顔や寂しそうな顔、すべてに対して反応が大きかったそうです。
それは私の独断的な考えですが、この報告を聞くと、うつ病になる器質の人は感情が人によって激しく刺激されて、その刺激が精神的に疲労となってうつ病に陥ってしまうのかなあと思えてしまいます。
もし幼い頃からうつ病がわかっていればそれなりの育て方も出来るだろうし、学校でもサポートしてくれると思うから、これからもどんどんこういう研究を進めて、うつ病で苦しむ人が一人でも少ない社会になっていけばいいですね。
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