2013年7月8日月曜日

うつ病の経頭蓋磁気刺激療法(TMS)の有効性と病院

ヨーロッパのロイヤル精神科カレッジのインターナショナル カンファレンス2013でうつ病の経頭蓋磁気刺激療法(TMS)の有効性が発表されました。


その研究結果によると、うつ病を繰り返していた人の60%がTMSを行うことで完全にうつ病の症状が改善したというのです。


同じような結果がアメリカやカナダでも発表されているので信憑性は高いように感じますね。


ヨーロッパの研究では治療が終わる頃には10人に6人の患者が不安症やうつ症状が改善したそうです。残りの中の1人はその症状に50%改善がみられたそうです。


TMSは痛みを伴わない治療なので従来のETCに比べたら治療を開始するのに抵抗なく入れるでしょう。


TMSは磁気を頭蓋に通し治療すます。ちょうど気分をコントロールする脳の部分に当たるようにするんだそうです。


治療を受けた人は、「30年前の自分に戻れた」とか、「考えかたとかものの見方が変わってポジティブになった」ととても喜んでいます。

日本で今このTMSが出来るのは私が調べたところ8箇所の病院でできるようです。


  • 東京慈恵医科大学病院本院
  • 東京慈恵医科大学付属第三病院
  • 医療法人(財団)共済会清水病院
  • 社会医療法人財団慈泉会相澤病院
  • 医療法人財団健貢会総合東京病院
  • 医療法人社団朋和会西広島リハビリテーション病院
  • 医療法人光心会 諏訪の杜病院
  • 医療法人寿人会 木村病院

興味のある人は主治医に相談してみるといいかもしれないですね。

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