18歳位の頃に体を鍛えておくと、年をとってから自殺をするリスクが減るという研究結果がでました。この研究はスウェーデンのガザンバーグ大学で100万人のスウェーデンの男性を対象にして行ったものです。
スウェーデンの小児科ナショナルボードによると、スウェーデンの精神科の問題を抱えている子供達の数は他の国の同じ年代の子供達にくらべて思わしくないといっています。
また、スウェーデンの19~23歳の人が自殺をはかる率は1995年には年間115人だったのが2010年には年間460人にも急増しているそうなんです。
それに10~45歳の自殺未遂の数も増えてきているんだそうです。
このトレンドを崩す為に、専門家はそうすればメンタルヘルスの病気を防げるか、そして自殺のリスクをどうしたらさげることができるかという研究に力をいれています。
ガザンバーグ大学の研究者は1136527人のスウェーデン男性を対象にした研究で、若い頃に運動する事と将来の自殺のリスクに関係があることを明確にしました。
スウェーデンでは18歳の頃に誰もが行う自転車を使った体力テストを行います。その結果が悪かった人は、良かった人に比べて1.5倍も将来自殺をはかる率が高かったそうです。
体力テストの結果が悪かった人が42歳以上になった時にその自殺率が増えていたそうです。
他の研究で、運動は脳の働きを良くするということが既にわかっています。運動によって神経がよく発達するからだそうです。
2012年に発表された研究では10代の頃に鍛えている人はその後うつ病にかかる率が少ないとあります。
このことから、運動をすると脳が発達してストレスに強くなるのでうつ病になりにくく、その結果自殺の率が低くなるという仮説もあります
なので特に若い人には運動をするようにお勧めしたいですね。
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